(一三) 生き方の転換を提起する

甲第二四〇号証 原告証人a陳述書 二二頁
二 いかに生きるか問いかける
 ライフトレーニングのもう一つの任務は、メシアが存在する今の時代に生きている我々は、メシアとともにどのように生きていくのかと、問い掛けることです。新生の手順という講義です。

甲第二四〇号証 原告証人a陳述書 二三頁
 新生の手順では創造原理から復帰原理までの講義ポイントを述べた上で、人類史上の中心人物であるアベル、ノア、アブラハム、イサク、ヤコブ、モーゼ、イエスの業績を話しながら、結局問われていたのは神に対する自己否定・自己犠牲なのだということを明らかにします。ではメシアが存在している今、私たちが行うべき自己犠牲・自己否定とは一体何なのかということが問題になります。

平成九年三月一四日付 原告証人a証人調書 三八頁〜四一頁
ライフトレーニングのもう一つの中心的な目的は何ですか。主があかされることと、もう一つは。
ライフトレーニングの一番最後に行う新生の手順という講義を通して、二四時間神様のために働く、献身ということを提起します。
献身の提起というのは、受講生にとっては何を迫ることになるんでしょうか。
学生であれば大学あるいは専門学校などをやめる、働いている人であれば職場を辞め、あるいは家族を捨ててということを迫ることになります。
そういった道を歩むことが新生の手順なんだということになるわけですか。
そうですね。
その講義の内容というのは、受講生にとってみれば何を迫られるんでしょうか。今までの生き方を変えることを迫られるんじゃないでしょうか。
そういうことになります。
そうすると、すごく厳しい要求がされるということになりますね。
はい、そうです。
それを受け止めることのできる人もいますよね。やっぱり頑張ってやりますと。
はい。
やれないという人もいるんじゃないですか。
はい、います。
どれぐらいの割合になりますか。
この講義を聞いた時点で、本当に私は献身しますという人は、ごくわずかですね。でも、多くの人の場合、今はちょっと難しいけれどもよくよくはしたい、やっぱり献身できたらいいなという反応があります。

甲第一一六号証 ○○○○○○受講ノート二 四一頁
人生の目的幸福:創造目的完成=神の責任分担+人間の責任分担、三大祝福(個性完成、子女繁殖、万物主管)それを通じて地上天国に至る。
私の立場 過去に対して責任を持つ。因縁:先祖解放。現在に対して責任を持つ。自己中心から為に生きる。聖人は神のために生きる。未来に対して責任を持つ。私から新しい血統が始まる。私から新しい未来が始まる。→原罪精算
過去・現在・未来に対して責任を持つ=神のみ旨に従って生きる。
Rev Sun Myimg Moon+統一運動
専従(会員):献身、実戦会員:フリータイム、奉仕会員:礼拝、探求会員:探求中

甲第一一八号証 LT流れ 四頁
新生の手順
世界大戦 弱い人(接点)にはよく入る。(注:原理との接点が弱い人にはよく入るという意味)
面接 四D動機、NT、DKどうするか。(NT=新生トレーニング、DK=献身の意味)

乙ハ第四六号証 原告証人a ライフトレ新生日記 六月一六日
・講義の感想(新生の手順)
 今日の講義を通して考えさせられたことは、やはりこれからの人生をどう生きていくかということだった。メシヤに出会うことにより過去・現在・未来に責任をもつことになるが、これは是非メシヤに出会い、原罪を精算して、真に幸福になることにより、この責任も果たせると思った。だから奉仕会員よりは実践会員、実践会員よりは専従会員になることが良い、またなりたいのだとは思うのだけれど、現実の生活のことも考えると、今のところは何とも言えないという状況だ。今の生活を考えれば考えるほど専従会員になればよいのだと思うのだけれど、どうしてもそこまで心底考えられないというのが今の自分だと思う。今日、十分に祈ってみたいと思う。

乙ハ第四〇号証の一〇 原告証人a たぶんアブラハム家庭についての感想文
神に対するアブラハムの信仰を、あなたはどのように思いますか?
アブラハムの一番大切なイサクをささげてまでも神を優先するのは、やはりすごいことだと思う。頭ではわかっていても、なかなかできないことだと思う。

乙ハ第四六号証 原告証人a ライフトレ新生日記 六月一九日
・講義の感想(アブラハムを中心とする復帰摂理)
 アブラハムもイサクも自分を殺すことにより、サタンを分立することができたということは、そこまではいかなくても自分にもこのようなことは絶対に必要だなと思った。
そして、アブラハム家庭の教訓も今の自分には本当に教訓になるなと思った。自分の最も執着するものにサタンが入るというのは本当にそうだと思った。今の自分になら、彼女というのがそうであろうと思った。

(一四) メシアを信じさせる。四ディズ

(1) 四ディズ主の路程の重点

甲第二四〇号証 原告証人a陳述書 三〇頁
四 主の路程
 四デイズでの主の路程の中心は北朝鮮の興南(フンナム)収容所とアメリカのダンベリー刑務所における文鮮明と言うことになると思います。興南収容所における文鮮明は、人間の生存が不可能ほどひどい食事の半分を回りの人達に分け与える愛の人であり、その条件でも、模範囚としての実績をあげる超人的な人であり、奇跡的な幸運によって収容所から生還を遂げる人物として描かれています。語られる文鮮明のそれぞれの側面にそれぞれの受講生が感動して、「こんなすごい人はメシアにちがいない」と思うのです。

甲第一一六号証 ○○○○○○受講ノート二 三六頁
一九四六年六月六日 啓示→北韓 平壌に到着、泣く協会
八月一一日 逮捕 大同保安署 拷問
一一月二一日 出獄→仮死状態(内臓破裂・・・)

甲第一一六号証 ○○○○○○受講ノート二 三七頁
一九四八年二月二日 内務省に拘束、逮捕 五月二〇日 興南 特別労働者収容所・・・五年の刑

甲第一四二号証 ○○○講義受講ノート三 二三頁
感動、感謝の量をいかに多くするか。食事の量、半分あげる三ヶ月した。
サタンに対して完全蕩減する。ザンソ権残らないようにする。

甲第一一六号証 ○○○○○○受講ノート二 三八頁
一九五〇年一〇月一三日 国連軍が興南爆撃、五九五番目まで処刑、一四日午前二時解放
一〇月二四日 平壌へ(徒歩で)→龍媒島へ朴正華氏、足が折れている→釜山

平成九年三月一四日付 原告証人a証人調書 四三頁〜四四頁
フォーデイズについて聞きます。フォーデイズにおける一番大事な講義というのは何でしょうか。
メシア論と主の路程です。
メシア論は何日目の何時ぐらいから何時ぐらいまでですか。
二日目の午後三時半か四時ぐらいから、二時間半ぐらいです。
主の路程というのは三日目の何時から何時でしょう。
朝九時から夕方六時ぐらいまでです。
三日目は一日全部主の路程だと。
はい。

乙ハ第四九号証 原告証人a フォーデイズの新生日記 六月三〇日
・主の路程
 サタンに一つもざん訴されないために、歩んできた文先生の道は本当に厳しいものであったと思う。現在我々が神の子として帰れる道を与えられているのも、本当に文先生のおかげですと思った。

(2) 人間の罪とメシアの愛
 メシア論で罪人の自覚を持たせ、「お父様の詩」で文鮮明は受講生に愛のメッセージを伝える。神と同じ愛の人格者としてふるまうわけである。

甲第二四〇号証 原告証人a陳述書 二七頁
 メシア論の講義の前に進行は必ず全体をしめます。「もっと真面目に聞かなければいけない」ということをイエス様の話しをして受講生に伝え、聖歌を何曲か歌って講師を迎えます。
 メシア論は二デイズと基本は同じですが、受ける側の受講生が変わってきているせいでしょうか、二デイズの時とは比較にならない大きな感化力を持っていると思います。
 罪観を深めるために、ひとり子を奪われた親としての神様の心情、メシアとしての使命を果たせなかったイエス様の心情、イエス様の霊人体を地獄へ持っていくことのできなかったサタンの心情について説明します。
 受講生はその当時のイスラエルの民の立場ですから、自分達が不信してしまったが故にそのような苦しみを神様やイエス様にも与えてしまった自らの罪を実感することになります。

甲第二四〇号証 原告証人a陳述書 二八頁
三 お父様の詩
 メシア論の後だけは、事前に講師と打ち合わせをしておいて講師に「聖歌を歌いましょう」と言ってもらいます。歌う聖歌は六八番「十字架にむかえり」です。講師も皆と一緒に歌います。その後、黙祷して下さいと言って講師が祈る。講師の祈りは感情が高ぶっていることもあって、極めて熱烈なものです。
 その後スタッフがお父様の詩を読み上げます。聖歌指導がいる時は、その人がその場の状況に合った曲を弾きます。いないときにはCDをかけます。

甲第二四〇号証 原告証人a陳述書 二九頁
 メシヤ論の講義で自分達が罪人だと思わされている受講生に対して、お父様の詩はそのような罪あるお前だからこそ、罪の重いお前だからこそ救われることが私の喜びなんだ・・・というような内容です。受講生は罪人である自分が全て許され、救われていくという感動を持ちます。会場は号泣につつまれ、夕食はご飯が喉を通らないという人がたくさんいます。

平成九年三月一四日付 原告証人a証人調書 四五頁〜四八頁

歌う聖歌は決まっているんですか。
決まってます。
何番ですか。
六八番の「十字架に向かえり」という聖歌を歌います。
どんな内容ですか。
一二弟子あるいはユダヤ民族の不信によって、イエス様が十字架にかかってしまったんだと。そこからまた新しい摂理をイエス様が始めようとしているというような感じです。
メシア論の講義を聞いて泣いているような人というのはいるんでしょうか。
はい、います。
相当感情が高ぶっている状態ですね。
はい。
講師はどんな様相のお祈りをするんでしょうか。
通常のお祈りに比べると、声を大きく出して激しく祈る。中には教卓をたたきながら涙ながらに祈る方もいます。
黙祷させたまま、講師は退室しましたね。それからどういうふうになりますか。
事前にオーディションを行って、その中で一番上手な人が行うんですが、選ばれた班長が壇上に上がって「お父様の詩」という詩の朗読をします。その前にカーテンを引いたり、ろうそくをともしたり、小さなライトアップをして、暗くして雰囲気を出していきます。
「お父様の詩」というのは、端的には何を訴えかけている内容ですか。
どんなに罪深いおまえだとしても、私は捨てないんだと。おまえがその罪を清算して救われるならば、本当にそれが私の喜びなんだということですね。
罪人だというふうにメシア論で思わされているわけですよね。
はい。
そして「お父様の詩」で、おまえがどんな罪人であっても私は見捨てないと、その罪人のお前が救われるのが私の願いなんだと。こういう話になるわけですね。
はい。
会場はどんな雰囲気になりますか。
「お父様の詩」を聞いて、自分は罪人なんだけれども許されたと。このような感情を抱く人が非常に多かったです。
それはどんな形になって表れますか。
涙の場になりますし、そのあとの食事もなかなかのどを通らないという人も出てきます。

乙ハ第五二号証 原告証人a フォーデイズの新生日記 一〇月五日
 また、午後からの主の路程においては、お父様が通過してきた心情を知ることができたと思う。すごく整理されたような気がした。常にいつも十字架を背負われながら、孤独な御姿は正にイエス様の蕩減をも背負い歩まれているんだと思った。
 今日一日の講義を通して、やはり進むべき道はこの道しかないと過去最高に確信した。神様のため、父母様のために、この生命、全てをかけていく価値は一〇〇%以上にあると確信した。
(これは二回目の二デイズの時の日記である)

(3) メシアたる文鮮明の実績
乙ハ第四九号証 原告証人a フォーデイズの新生日記 七月一日
・勝共理論、国際情勢
・現代の摂理
 ここまですごい摂理だとは思わず開いた口がふさがらないという感じだった。また四〇年荒野路程である最後の三年路程も八三年の勝共大会において、統一協会が弟子が不信したため、興進様が事故で亡くなられたのも文先生は公的な場では泣かず、興進様をささげることによって人類を救ってくれたということを、また、自らがダンベリー刑務所に入獄し、苦労されたことを見ても、今、この現状があるのは、全て文先生のおかげであり、また、お母様のおかげであり、興進様のおかげですということを忘れず、献身することによってお父様を喜ばせることができるのなら、本当に、神の願いのままに生きたいと思った。

(4) 反対運動の存在さえメシアの証明

平成九年三月一四日付 原告証人a証人調書 四二頁〜四四頁
反対運動の存在を解説する目的は何でしょうか。何を分かってほしいんでしょうか。
イエス様も多くの人から迫害を受けたんだと。ですから、今生きているメシアも迫害を受けるのが当然だということです。
むしろメシアですということの証明に使ってしまうと。
そうですね。

乙ハ第五五号証 原告証人a 新生トレーニング 新生日記 一〇月二二日
・宗教迫害
 自分みたいなごうまんな者が、きっと監禁などをされたらひっくり返ってしまうんだろうなと悔い改めさせられた。二〇〇〇年前に迫害されたイエス様とお父様への迫害の内容が同じだったので、み言に対する、またお父様に対する確信が出てきたという感じだ。

 主の路程の講義の後、班長の証、班長面接を経て、献身の決意をさせる。献身後の生活の規範を与えるのが、新生トレーニングの任務の一つである。文鮮明の奴隷としての生活の規範が、蕩減生活=信仰生活の生き方として説明される。定義が変えられているのである。
 人生の三大目的の一つとされてきた万物主管の意味が大きく拡大される。本来は全てのものが神のもので、それがサタンに奪われている。万物主管とはそれを奪い返さなければならないという意味になる。その中には主権も含まれる。統一協会が政治活動を統一協会員にさせる理論的根拠をなす。そして、サタンのものを取り戻すということは経済活動の根拠にもなっている。

(一五) 奴隷生活の規範

甲第一四四号証 新生トレ受講ノート 七頁〜
 万物主管
万物に対する見つめ方
すべて神のもの
能力、技術、体、性格、名誉、財(お金)等
神が喜ばれるように用いる
 時間主管 空間主管 肉体主管(食欲、睡眠欲、性欲等)→肉欲よりも神を慕うことができるか?
お金の使い方
サタン的出費→非原理的目的のため(非原理的雑誌、映画、遊びなど→天法に引っ掛かる)
神的出費→カイン的出費→自己目的のためのもの(衣、食、住など)
→アベル的出費→全体目的のためのもの(献金、伝道、奉仕など)

カイン・アベル問題
カインとしての生活
不平不満をもたない。
いつも感謝、けんそんな態度
報告・連絡・相談

エダム・エバ問題
罪を犯さないために
罪の恐ろしさを知る。
神の信条を思う
相手のことを思う
中心者と一体となる。
御言葉と祈りによる分別生活
御言葉を聞いた自分の位置をはっきり知る
環境を分別

過去の罪
後ろを振り向くな
だれよりも主、父母を愛し従う。
善に対する愛着心を持つ。
神は全てを知って導く
心情解放展
告白→サタン分立→信仰の出発

乙ハ第五五号証 原告証人a 新生トレーニング 新生日記 一〇月一一日
・信仰生活講座T
 何よりも神のもとに帰ることができないことが私達の罪であるということを考えてみると、こうやって具体的にどうやっていけばいいのかなという道が示されたことは本当に希望であると思った。

(一六) 罪の解放と献金

 献金の伏線となる講義が信仰生活講座である。

甲第一四四号証 新生トレ受講ノート 六頁〜
万物主管
万物を供え物として神の前にでる。
万物を通して神の前に帰る
物(金、地位、名誉、権力など)に執着→絶対神と出会えない。
最も大切な物(一番執着している物)→神に捧げる。→サタンの分立(神と出会う出発点)
「汝のイサクを捧げよ」

献品・献金
世界的摂理、伝道、教会維持等
神のみ旨を進めたい私達の願い
神の救いのめぐみに対する感謝
心から感謝して捧げる→サタン分立

甲第二二九号証 ○○○○○○受講ノート四 二二頁
過去の清算。
@ 神と主の前に悔い改める。愛の問題→神の悲しみ、主の悲しみ。誰よりも神と主の為に苦労しようとする決意。深い悔い改め。罪に対する敵がい心。再び繰り返さないという決意。
A アベルに相談して指示を受ける。過去の罪を自分なりに処理してはならない。負債、断ち切れないもの(恋人、婚約者、etc)。メシヤの代身(アベル)に報告し、相談し、指示を受ける。心情解放、新しい出発の基台。

甲第二二九号証 ○○○○○○受講ノート四 二三頁
B 贈られたものを分別。手紙、写真、プレゼント、etc。内外共の分別。
万物:情がともなう→分別、過去を慕ってはならない→神の悲しみ

甲第二二九号証 ○○○○○○受講ノート四 三〇頁
サタンはどのように働くのか
サタンの進入条件(サタンのざん訴条件)サタンを中心として結んだ情。
過去の自分を精算→新しい出発(神を中心とする)
新しい出発の基台、メシアのための基台
@ 信仰基台:中心人物−私、条件物−供え物、期間
A 実体基台:堕落性を脱ぐ為の蕩減条件。アベル・カインの原則。サタンの罪状を告白する。→心情解放展。

甲第二四〇号証 原告証人a陳述書 三四
六、新生トレーニングの特徴
一 心情解放展
 新生トレーニングの特色の第一は、心情解放展とそれに伴って統一協会に対してはじめて献金が行われることです。第二は実践のための最初のステップが始まることです。

甲第二四〇号証 原告証人a陳述書 三六頁
 心情解放展とは原理を聞く前に置かした罪を神の前に全て明らかに報告して、これからの人生は原理に従った罪のない人生を送ること、すなわち過去の自分を否定して新しい自分に生まれ変わるための儀式です。

甲第二四〇号証 原告証人a陳述書 三七頁
 罪を償って新しく生まれ変わるために、万物を神の前に捧げなければならないという教えに従って献金を勧めます。講義している私たちは貯金をたくさん持っている人に様々なプレッシャーがかかるようにしていました。

(一七) 万物復帰の意義と価値と伝道

甲第一四四号証 新生トレ受講ノート 一二頁
 ついに万物復帰の講義が行われる。伝道の講義が行われる(二一頁)。
 そして、その実践が行われるのである。

平成九年三月一四日付 原告証人a証人調書 六五頁〜六八頁
新生トレーニングのもう一つの特色というのはどんなことでしょうか。
万物復帰や伝道という具体的な活動を行うことです。
万物復帰というのは多くの場合どんなことをしますか。
珍味売りがほとんどです。
珍味売りをさせるためには、珍味売りをすることが必要かつ大切なことなんだということを教えなければいけないわけでしょう。
はい。
それはどんな講義で教えるんですか。
万物復帰の価値です。
人間が救われるためには神様の前にささげ物をしなければならないと。そういう教えですね。
はい。それが私だけじゃなくて、み言葉を知らない多くの人たちに対しても行おうというのが万物復帰です。
自分だけがやるんじゃいけないわけですか。
はい。
み言葉を知らない人というのは、普通の人ですよね。
はい。
普通の人にもささげ物をさせなければいけないと。
はい。
その人の救いのために。
そうですね。
それと珍味売りというのはどうして結び付くんですか。
珍味というのは統一協会関連の会社で作られているものでして、天の万物を多くの人に、統一協会用語でいうと授けるわけなんですが、授けた上で、二〇〇〇円や三〇〇〇円が利益として入るわけですね。天の万物を授けて、神側に一般の人たちがそのお金をささげたという基準を立てさせて、み言葉を早く聞けるように、そういう条件を立てようという意図があります。
天の万物を授けさせて、お金を統一協会側に払わせることが、珍味を買った人からいえば、万物を神様の前に差し出したということになるわけですか。
そうですね。小さい条件ですが、それが積み重なっていくと、み言葉を聞けるというふうに言われています。
売り買いだけではなくて、それを何度かしながら、み言葉を聞いてもらわなければならないと。
本当はそういうことです。
み言葉を聞くということは、結論的にいえばビデオセンターに誘うということでしょう。
そうですね。
教育して統一協会の中に取り込むということでしょう。
そうですね。
それがその人の救いなんだと。
そうです。

甲第二二九号証 ○○○○○○受講ノート四 二四頁
万物復帰の意義と価値
一.個人的救いの観点
象徴献祭:万物復帰(すべての物を神の前に帰す)の為の蕩減条件。子女(人間)復帰のための象徴的な蕩減条件
供え物を成す基準
万物を私の身代わりとして捧げることが必要。→身を切られるような思い。完全投入。感謝と喜びをもって神の前に完全に私を捧げる心情基準。

甲第二二九号証 ○○○○○○受講ノート四 二五頁
摂理的観点
日本=エバ、韓国=アダム、
日本経済、他の国を養い育てるために祝福されてる。
エバ国家 再臨摂理の為に神が準備、神の貯蓄。

甲第二二九号証 ○○○○○○受講ノート四 三八頁
アダム国家ができるまでエバ国家(日本)は蕩減をはたさなければならない。九二年まで日本は自分の国のためにお金をつかってはいけない。アダム、天使長を育てる。

乙ハ第五五号証 原告証人a 新生トレーニング 新生日記 一〇月一四日
・万物復帰の意義と価値
 今日は万物復帰の意義と価値と言うことでみ言を賜ったわけですが、今の日本のエバ国家の背景には、常に真の父母様の愛と許しと、神様の祝福が具体的にあるということを感じた。この万物復帰とは正しく、個人の救いと共に摂理を進めるという二つの観点があるということを考えてみると、今までは、本当に外的に歩んできた自分であったということに気付いた。

 以上の教化の上にたって、実践トレーニングの冒頭に公式七年路程の講義が行われるのである。


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札幌青春を返せ訴訟・最終準備書面
 弁護士 郷路征記