12 献金
 自分のほぼ全財産を献金させるのであるから、極めて重大なコミットメントである。これだけのことをしたんだから統一原理は正しくなければならないという心理が生まれる。また、経済的に無一文になっていくのであるから、組織に縛り付けられることになるのである。

(一) 心情解放展の意義

甲第一四三号証 新生トレマニュアル 一八頁
心情解放展:心情解放展によって新しく神の前に出発、これを通過しなければ神の前にでることができない。最も人に言いたくないことを書かなければいけない。それによって新しい出発をする。言いたくないのはサタンだ!サタンが言わせたくない!

甲第一四三号証 新生トレマニュアル 二〇頁
心情解放展について
 献身するにあたり過去の負債を精算しゼロから新しく出発する日とする。献身の動機を正す。蕩減条件をたてる。献金・献品。分別するものは分別。

甲第一四四号証 新生トレ受講ノート 一一頁
過去の罪
後ろを振り向くな。誰よりも主、父母を愛し従う、善に対する愛着心をもつ。
※ 神は全てを知って導く。心情解放展。告白−サタン分立−信仰の出発 霊的手続き

甲第二二九号証 ○○○○○○受講ノート四 二二頁
過去の清算。
@ 神と主の前に悔い改める。愛の問題→神の悲しみ、主の悲しみ。誰よりも神と主の為に苦労しようとする決意。深い悔い改め。罪に対する敵がい心。再び繰り返さないという決意。
A アベルに相談して指示を受ける。過去の罪を自分なりに処理してはならない。負債、断ち切れないもの(恋人、婚約者、etc)。メシヤの代身(アベル)に報告し、相談し、指示を受ける。心情解放、新しい出発の基台。

甲第二二九号証 ○○○○○○受講ノート四 二三頁
B 贈られたものを分別。手紙、写真、プレゼント、etc。内外共の分別。
万物:情がともなう→分別、過去を慕ってはならない→神の悲しみ

平成八年一〇月一一日付 原告A証人調書 八頁〜一二頁
そういうふうに今付き合っている人とも別れて、これからは恋愛関係のない、罪を犯さない生活を送っていくとしても、それまでに犯した罪はどうすることになるんですか。
これは心情開放展の前に罪の告白文を書かされるんですけれども、そこで書いて心情開放展を行って、すべて清算するというふうにします。
後出の甲第一四三号証を示す
八ぺージ目、スケジュールの八月二八、二九、三〇日。この三日間が心情開放展に当てられているわけですね。
はい。
心情開放展の前にはどんな準備がなされますか。
先ほども言いましたように、罪の告白文というものを書かされて、今まで自分がした恋愛だとか、そういうことを全部文章にまとめて書きます。
それを書くのはどのような理由ですか。それを書かなければどんなふうになるんだよというふうに説明されるんでしょうか。
その時点で罪の告白文に書いておくことによって、今までの罪を清算することができると。
書き残したものは清算できないんですか。
そういうものがあったとするならば、霊界に行ったときに、引っ掛かるという言い方をするんですけれども、讒訴される条件になるというふうに教えられます。
讒訴する主体はだれですか。
サタン。
心情開放展のときの罪の告白に書かれてないことがあるではないかと、サタンに訴えられると。
はい。
そうなるとどうなるんですか。
やはり書きたくない内容でもその場で書いておかないと、後々自分が讒訴される条件になると思うので、嫌なことも書くということになります。
サタンに讒訴されたら、霊界ではどんなふうになると教えられるんですか。
霊界において自分の行く場所というのは自分で決めるというふうに言われるんですけれども、そこで自分で罪の告白文で書かなかった内容とかを後ろめたく思うと、高い霊界のほうには行けないと。自分でどんどん暗いほうを選んでいくというふうに言われるので。
そこで書いた告白文は、だれが読むんでしょうか。
巡回師さんですとか。
巡回師というのは統一協会の中ではレベルの高い人ですか。
はい。
巡回師が読んで、心情開放展では巡回師とトレーニング生が面接をして、話合いをするわけですね。
はい、そうです。
それで罪の告白を聞いて、それから何をするんでしょうか。
お金を持っている人は献金するということを話し合われるようになっています。
どうしてお金を献金するんですか。
罪の清算のために。
お金が必要だと。
はい。
後出の甲第一四四号証を示す
一二ページ目を見ますと、七月九日に「万物復帰の意味と価値」という題名が書いてます。そこの一番目に「個人的救いの観点」という項目があって、講義がありますね。
はい。
「供え物の目的」とか「供え物を成す基準」とか書いてますが、これはどのようなことを講義されているんでしょうか。
ここでは復帰される、救われるためには供え物をしなけれならないという説明をされます。例えばお金だとか自分の大切なものを天の前に供えなければならないということを勉強します。
そうするとトレーニング生が救われるためには、持っているお金とか品物を天にささげなきゃいけないということを教えられるわけですね。
はい。
それは心情開放展の前に行われるんですか。
はい、そうです。
そうすると心情開放展で献金を幾らしますかというときに、素直にお金を出す気持ちになると。
はい、そうです。

平成八年一〇月一一日付 原告A証人調書 一五頁〜一七頁
献金が終わったあと、心情開放展ではどんなことをするんでしょうか。
先ほども出てきましたけれども、どんと焼きという行事があって、その心情開放展で書いた罪の告白文と、あと自分が大切にしていたもの、彼氏からもらったプレゼントだとか、そういうものを燃やしにいくということをやります。
どこで燃やすんですか。
私たちのときは石狩浜まで行きました。
何時ごろにするんですか。
夜中で、もうすぐ夜が明けるくらいの時間帯だったと思います。
浜にたき火か何かをするんですか。
はい。
そしてどうするんですか。
一人ずつ前に出て、大切なものを燃やして、それで全体で祈ったりとか、決意表明をしたりだとか、そういうことをします。
そのような罪の告白をして、昔を思い出すようなものを焼き捨てるといった行為をして、あなたはどんな気持ちになりましたか。
過去の自分の罪に思っている思いだとか、そういうものを全部清算して、私は新しく生まれ変わるんだという感じになりました。
生まれ変わってどうしようというんですか。
これから自分の選んだ道、統一協会で活動していくということに対する決意をしました。
後ろ側っていうのはある感じなんでしょうか。
いや、もう新しく生まれ変わったという感覚を持ってます。
退路を断ったという感じですか。
はい。
後戻りはできないという。
そうですね。

(二) 献金の伏線となる講義

甲第二二九号証 ○○○○○○受講ノート四 一二頁
最も大切なもの一番執着しているものを捧げることが必要→神と出会う出発点。
汝のイサクを捧げよ→サタン分立
万物に対する見つめ方:全て万物は神のもの
献金・献品 神の救いの恵に対する感謝。神のみ旨を進めたいという私達の願い。心から感謝して捧げることによってサタン分立。
※ 万物に主管された人生から神に主管される人生に変わる。

甲第一四四号証 新生トレ受講ノート 六頁
万物主管
 万物を供え物として神の前に帰る。万物を通して神の前に帰る。物(金、地位、名誉、権力、etc)に執着→絶対神と出会えない。最も大切な物(一番執着しているもの)→神に捧げる→サタン分立(神と出会う出発点)汝のイサクを捧げよ。

甲第一四四号証 新生トレ受講ノート 七頁
万物に対する見つめ方
全て神のもの:能力、技術、体、性格、地位、名誉、財(お金)etc。神が喜ばれるように用いる。
お金の使い方:サタン的出費→天法に引っ掛かる。神的出費→カイン的出費(自己目的の為の出費:衣・食・住、etc)とアベル的出費(全体目的の為のもの:献金、伝道、奉仕、etc)。
献金・献品:世界的摂理、伝道、教会維持、etc。神のみ旨を進めたい私達の願い。神の救いの恵みに対する感謝。心から感謝して捧げる→サタン分立。
※ 万物に主管される人から神に主管される人に変わる。

甲第三五八号証 原告L受講ノート 七二頁
@ 万物の執着心を切る。サタンの支配から神の間接主管圏に入ること。

甲第三五八号証 原告L受講ノート 七三頁
万物を一度切って、万物を主管しなければならない。一度切らないと神がみえない。

甲第三五八号証 原告L受講ノート 七四頁
万物の執着を切る、こえる→人間の位置に戻る→み言で成長→実践
個人路程の精算をしなければならない。

甲第三六三号証 原告M受講ノート 一〇頁
お金、万物でも代表
お金に関する病気、ガンとか腸の病気
お金に執着しすぎると病気、あらそい(良い事がない)

甲第三七三号証 原告Q受講ノート一 二一頁
堕落人間が神に帰るための信仰基台=万物を献祭する。万物を通して神に帰る。万物を神に帰す条件。例えば、お供物、献金。
実体基台=実体献祭、人を信じ愛すること。
血統転換=心情転換、無私無欲の情になること。
無私無欲になるための七道の決意:衣・食・住・財(執着を捨てお金を神仏、先祖のために使う)・性(異性との交わりをもたない)・心・愛

甲第三七五号証 原告Q受講ノート三 二八頁
過去の個人路程の精算=堕落性を脱ぐ条件
カインであるアベル(より神側の人)に告白して、涙の悔い改め
悔い:罪の自覚、悔しさ 改め:決意(真の母、妻になる出発の決意)
→心情解放展

平成八年七月五日付 原告A証人調書 二〇頁〜二一頁
それにかかわってですけれども、統一協会の中では、なんじのイサクをささげよという言葉がありますね。
はい。
これは後ほどどんな意味を持たされるんですか。
自分の一番大切なものを神の前に供え物としてささげなさいということです。
後日、統一協会員になる人たちは、お金を献金することがありますね。
あります。
そういったときに、説得の言葉としてこの言葉が使われますか。
はい、使われます。

平成八年一〇月一一日付 原告A証人調書 三頁
四に「献金、献品」という項目が出てきますね。
はい。
「心から感謝して捧げる」という文言が書かれていますけれども、これは今までの講義で出てきたことでしょうか。
いえ、この新生トレーニングで初めて出てくる内容です。
新生トレーニングで、トレーニング生が統一協会に対して献金をしたり献品したりということがあるか、ありませんか。
あります。
どういう機会にするんでしょうか。
大きな内容では心情開放展というのがありまして、そこで献金ですとか、献品のことについて話合いが持たれます。
その心情開放展の伏線になっているわけですね。
はい、そうです。

平成九年三月一四日付 原告証人a証人調書 六〇頁〜六一頁
講義の中で、貯金など財産を持っている人に対してプレッシャーがかかるようなことは言わないんでしょうか。
言うこともあります。
あなたの場合、どんなことを言いましたか。
例えば、万物復帰の意義と価値の講義の中などでは、神様の前に出ていくためには、万物、多くの場合はお金のことをいいますが、それをささげなければならないわけなんですけれども、神の前に出ていくためには万物をささげていかなければならないんですよ、何々さんという形で、貯金などをたくさん持っている人の名前を具体的に出して講義をしたこともありました。
・・・・・・・・
その復帰の過程で神様の前にお金、万物をささげなければ、復帰がうまくいかないということを、講義の中で教えるわけですね。
はい。
そういう教えを前に置いた上で、そうしなければ救われないんですよ、何々さん、分かりましたかという言い方をすると。
はい。

平成九年五月二三日付 原告証人b証人調書 九三頁〜九四頁
その後ビデオを見せた後、復帰摂理講義というのをしますね。これは何の講義ですか。
因縁とか個人の罪というものを持っているけれども、人間は万物以下になってしまったので、万物をすべて神にささげることによって万物以上のもとの人間の位置に帰れるんだということを言っていく講義です。
万物を神様にささげることによって人間は救われていくんだと。
はい。
万物の中心は何ですか。
お金です。
それも教えるんですね。
そうです。
その後、「茶話会」とありますね。ここでの目的は基本的に何ですか。
ゲストが具体的に幾ら出せるのかということを確認する茶話会で、あとは、復帰摂理の講義を聞いたときにどういう反応だったのかということを確認するための茶話会です。

(三) 心情解放展の献金

乙ハ第一六六号証 原告S 管理カード 二月二八日
心情解放展
MO:四〇SK、KE:一六〇SK
カウンセリング内容:愛の減少感故に堕落していったのがアダム、エバだから二五年間の人生の罪も愛の減少感があったがために罪つくってきた。その内的サタンを知り、これからは神と共にある人生をいく為に再出発していったら良い。
反応:神様をかなしませてきた事をあらため再出発をしていきたいと決意。

平成一一年二月一二日 被告証人F 証人調書 四八頁
まず、心情解放展で財産の把握をすることはありますか。
把握することはあります。
それはどういった場合ですか。
これは、その受講生が献身をしたいと。じゃあ、献身するのは、どういうふうなことが献身ですかと聞かれた場合に、いわゆる聖書に書いてありますが、私は裸で生まれてきた、だから裸でかしこへ帰ろう、神様のもとに帰ろうということを教えながら、いわゆる持っているお金を捧げなければならないですよ、そういうのが献身の一つの道ですと、そういう話、相談、指導をします。そのときに、幾らありますかと、通帳幾らですかとは聞きます。

13 絶対の服従
 一般の人は文鮮明を信じないと地獄に堕ちるとは思わないし、統一協会の活動に疑問を抱くことがいけないとも思わない。
 しかし、統一協会員は、もし文鮮明を毛先ほどでも疑うことがあれば、すぐに悪いことが起き、死んで地獄に堕ちるとかたくなに信じている。また、統一協会の打ち出す方針と活動は絶対であり、ともかく、なにもわからなくても徹底的に活動しなければ、やはり、悪いことが起きてしまうと信じている。
 そのように考える人間を作り出す教義がアベル・カインの教えである。

(一) アベル・カインの講義

甲第三七四号証 原告Q受講ノート二 三〇頁
アベル・カイン B主管性転倒→カインはアベルに従順屈伏し主管を受ける。
教訓:Bカインはアベルを通していかなければならない。

甲第三七四号証 原告Q受講ノート二 三一頁
ノア家庭の教訓 @自己中心の行動と批判が命とり→謙虚従順。忍耐が必要。A人間の責任分担失敗→惜しみなく捨てられ次の摂理へ

甲第三七四号証 原告Q受講ノート二 三三頁
アブラハムのイサク献祭 絶対的信仰と従順と忠誠。

甲第三五八号証 原告L受講ノート 七五頁
善なる人間をとおして罪を精算する。直接は許したいけど許せない。

甲第一四四号証 新生トレ受講ノート 八頁
カイン・アベル問題
カインとしての生活:不平不満を持たない、いつも感謝、謙遜な態度、報告・連絡・相談

甲第一一六号証 ○○○○○○受講ノート二 二七頁
アダム家庭 アベルカイン 今日の我々に対する生きた教訓として。アベル的な人物を求め彼に従順に屈服することにより、み旨は自分も知らずに成し遂げられていく。

甲第一一六号証 ○○○○○○受講ノート二 四四頁
V アベルカイン問題
 カインはアベルを愛し、仲保、屈服、善を繁殖しなければならない。報告、連絡、相談をしなければならない。それが神に近づく道です。事務的報告、生活的報告、心情的報告をしなければいけない。

甲第六七号証 原理講義案 緒論 六頁
アダムの家庭が見せてくれた教訓
堕落人間は常にアベル的存在を求め彼に従順に屈伏する。→我知らずみ旨を成し遂げてゆく。

甲第六七号証 原理講義案 緒論 一〇頁
ノア家庭が見せてくれた教訓
神への道を歩むには謙虚、従順、忍耐の心が必要。

被告証人O 証人調書 八七頁
甲第一一六号証を示す
この四四ページ、これ○○○○○○さんと言う方の受講ノートなんですけれどね。四二ページから信仰生活講座が始まって、四三ページ、アダム・エバ問題、それから四四ページにアベル・カイン問題、このアベル・カイン問題で、サタン、神、カイン、アベルと、こう絵が書いていますね。
はい。
その下に、カインはという章だと思いますが、愛し、仲保し、これは一体化し、屈服して善を繁殖するんだと、こう書いていますね。
はい。
カインはアベルに対して、屈服して従順にすることが必要だと、こう教えられませんか。
これ、アダム家庭の話ではそうです。
そうですね。
はい。
アダム家庭で成し遂げられなかった摂理が、その内容が、全世界人類の果たさなきゃいけない課題として残されたわけですよね。
はい。
原理講論では、そうなっていますよね。
はい。

被告証人O 証人調書 九〇頁
甲第四四九号証を示す
これは原告証人bの二一修の受講ノートですけれどね。これの一〇〇ページ、信仰生活の諸問題、アベル・カイン問題、カインから出ている矢印というのは、アベルの側を通って神につながっていますね。
はい。
直接、行けないでしょう。
はい。
そして、そのところにカインとアベルとの間には矢印が書かれていて、そして屈服って書いていますでしょう。
はい。
その下に、カインの要件とあって、ここにも屈服って書いていますね。
はい。

被告証人O 証人調書 九二頁
だから、例え理不尽なことであっても、感謝して従うようにならなければいけないって、いうことにもなりますね。
理不尽であれば難しいと思います。情が納得しませんから。
納得するのは難しいけれども、納得できるように、納得できるように自分を言い聞かせるんではないですか。
それは本人の信仰心だと思います。
信仰心があれば、そうなって行くんですね。
信仰心があれば、なると思います。
甲第四四九号証の一〇一ぺージ以下、カインとアベル、アベルとの関係がうまく行かなかった場合には、こんなふうに物事をとらえ直せと、自分の信仰心が試される機会だと思えとか、そういうふうに教えられていますね。
思えというよりも、そういうケースが過去にあったんだと思いますが、そういう指導をすることはあると思います。

乙ハ第四六号証 原告証人a ライフトレ新生日記 六月八日
・講義の感想(アダム家庭)
 また、アベル的人物を求めることがすごく大切なことだとわかった。そうでなければ自分はいつまでもカインのままで神に近づくことはできないということもわかった。そして、悪に仕える体を善に従う心が制していかなければならないことも再確認できたと思う。
 やはり教訓Bの「常にアベルを求め、彼に従順屈服することにより、み旨は自分も知らずに成し遂げられていく。」をいつも意識の内においてアベル的人物を求めて、このライフトレーニングに通いたいと思う。

(二) アベルに管理された状態

平成八年七月五日付 原告A証人調書 二〇頁
統一協会の中に入って自分がアベルたる者に屈服しなきゃいけないということを実行するようになったら、このお話というのはどんなふうに響いてくるんでしょうか。
実際自分がやるようになってしまって初めて、過去にそういう失敗があったわけですから、自分はその失敗を犯してはいけないというふうに思います。

平成八年七月五日付 原告A証人調書 五七頁
この報・連・相とそれからアベル・カインの教えで、将来あなたが統一協会員になったときの話ですけれども、あなたはどんな人間になりました。
完全にアベルに管理された状態。自分勝手な行動はしない人間になりました。
じゃ、この時点からそういった人間になるための一歩が始まったということ。
はい。


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札幌青春を返せ訴訟・最終準備書面
 弁護士 郷路征記