マインド・コントロールの三段階 → |
解凍(UNFREEZE) | 変革(CHANGE) | 再凍結(REFREEZE) | ||||||
番号 | 項 目 | ビデオセンター | 2デイズ | ライフトレ | 4デイズ | 新生トレ | 実践トレ | 伝道機動隊 | 珍味マイクロ |
1 | 期 間 | 不定。13巻のビデオが中心。受講決定の翌日に第1回、週3回の受講を強く勧める。 | 2泊3日。合計57時間の合宿。前日の6時の集合からウエルカム・パーティまで。 | 15日間の短期コースと27日間の長期コースがある。 | 4泊5日。合計100時間の合宿。 | 27日間の合宿生活。 | 人による。一定の基準に達するまで。通常1〜3ヶ月。1年という例もある。 | 人による。3ヶ月〜10ヶ月。 | 実績(売上)による基準がある。 |
2 | 場 所 | 各ビデオ・センター | 札幌ハイツ(札幌市内のユース) | ニューホープセンター(北区、北大前・上の階には行くなと指示) | 支笏湖ユースホステル | ニューホープセンター (ライフトレ生とは使用階が違い、会わない) | 北海道アカデミーセンター(白石区菊水) | 青雲寮(北9東1) | 東区のホーム |
3 | 統一協会が各教育過程に与えている目的 | 動機付け→目的・自分の問題・謙虚に み言葉との接点→人生の成功術・愛について・霊界について 価値(意識)付け→真の愛について・真の愛の成功者 | 価 値 転 換 偽りの愛について→自己中心の愛→イエスへの罪は私の罪 | 清 算 罪について→原罪清算→メシヤの必要性 | 内 的 献 身 再臨主について→メシヤと私 | 献 身 日 程 信仰生活・実践出発 | (資料入手できず) | (資料入手できず) | (資料入手できず) |
4 | 我々の推測する目的 | 自分の今までの価値観を混乱させる。 統一原理をそれとは知らずに記憶させること 愛によって、ゲストを統一協会につなぎとめること。個人路程の把握 | 愛と使命感と希少な幸運、切迫した変革等に訴えて、ライフトレ・4Dの受講を決断させること。 堕落と罪意識を教え込むこと。 | 受講生の間での仲間意識の醸成。 仲間意識と罪意識を教え込み、救世主(メシヤ)を証すという「エサ」で受講生をつなぎとめること。 | 献身を決意をさせること。但し、直ちに献身すると思わせるのではない。「いつか」なのである。 罪意識と責任感(使命感)と恐怖心を教え込むこと。 | 献身の決意の再確認・献身についての心の準備と献身生活の準備・練習 責任感と罪意識と恐怖心を教え込み、それによる「自発的」な組織への凝集を計ること。 | 信仰生活、実践生活(伝道と万物復帰=物売り)の訓練 厳しい合宿生活のため会社での生活に矛盾が発生する。罪を犯しやすくなる。そこで献身させるのである。 | 毎日伝道させる・軍隊的集団行動と厳しい活動による新しい信念の強化 24時間神を中心とした生活 | 違法に改造されたバンに乗せて、全道を過酷な条件で珍味売り、詐欺募金等をさせる。この「犠牲」が新しい信念を強化する。 過酷な環境で「神体験」をさせ、確信が強化される。 |
5 | スタッフの役割とその変化 | 「受講決定の段階」 新規トーカー→ビデオセンターの受講を決断させる役割。愛と賛美 受付→所長の目と耳となる。(所長→全体の統括)主任→母性的役割(愛で包み込み、受容する。) |
班長→母性的役割 進行→父性的役割(規範の提示と規律の維持等) 講師→神と真の父母の代身、権威に偽装する。 | 班長→長姉(世話をしてくれる先輩の感じ) 主任→長兄 | 班長→姉(献身をつめる役割) 進行→父性的役割 講師→神と真の父母の代身、権威に偽装する。 修母→母性的役割(包み込みつつ、講義の浸透を計る) 食当→ひたすら、食事を作る。 | 班長→姉 進行→父性的役割(全体の引き締め) 講師→神と真の父母の代身、権威に偽装する。 チームマザー→母性的役割(包み込みつつ、問題を本人が統一協会の立場で解決するように計るが心情解放展で献金を迫る役割を持つ) | 館 長→マザー 部長 館長代理 |
− | − |
6 | 次の段階へ進む決断をさせるテクニック | 「受講決定の段階」 統一協会であることも宗教であることも明らかにしない。問われたらウソを言う。霊の親はV・Cのスタッフであるとの表示をしない。 | 権威と好意と歴史の同時性(希少性)の利用・霊の親の条件(返報性のルール)、劇的対面(感情の高揚)等。 氏族のメシヤであるとの使命感を植え付ける。 | − | お父様からの呼び掛け(暗くして詩を読んで、感情的に高揚を作り出す) 摂理に対する使命感、責任感を植え付ける。 第三次世界大戦防止の責任。しかし、たった5%でいい。 | − | 厳しい生活とおかしな「戒律」とで社会生活との間に矛盾を作る。会社にいれば、酒を飲んでの付き合いもあるがそれにでれない。友人の結婚式も祝えない。その矛盾で献身の方を選択する。 | − | − |
7 | 同上 特に 希少性 | 時である。転換期であるとトークする。 | 歴史の同時性の講義で、メシヤが現存する可能性を提示される。信じられないような幸運であることが強調される。但しメシヤは次の段階の講義で証されるという。 | メシヤが証される。 天国の門が閉まる時期だと言われる。 | 「現代の摂理」という講義で、地上天国の到来が切迫していることを示す。 1988年までということを強調していた。 | − | エバ国の使命は後何年という。失敗すると日本の経済が破綻すると「脅す」 | 展示会と摂理で何時も何時も切迫している。 | 物売りはサタンの軍勢との闘いであるから、常に切迫している。 |
8 | 組織に繋ぎ止めるテクニック・その1 好 意 | お世辞→賛美のシャワー 類似性→主任の自己開示・親近感を与える。友達になる。 一方的な愛で包み込んでくれる。 連合→大学教授等の利用 | お世辞→班長が「権威」たる講師が、あなたの「霊界」が素晴らしいと褒めていたという評価等を面接で伝える。受講生は認められたという、強い印象を持つ。 | ランチョン・テクニック (食事を共にする語らい・歌・「指示」) ピクニックのような共同行動 | − | − | − | − | − |
9 | 組織に繋ぎ止めるテクニック・その1 返報性のルール | 「霊の親」の徹底的親切→手紙や電話や贈り物 | 「霊の親の条件」が閉講式で証される。その直後に霊の親との劇的対面を演出する。「権威」たる講師の良い評価が班長から伝えられる。 | ビデオセンターと同じ。 食事を作ってくれることへの感謝。 一人暮らしの受講生には、班長が泊まりにくる。 | 文鮮明の怨讐を越えた、日本人に対する愛に感謝 食当(無償でひたすら奉仕してくれる人として、作りあげている)に対する感謝 | 文鮮明の超人的努力への感謝 | 文鮮明の超人的努力への感謝。文鮮明の努力の結果、現代の我々は本来の基準からみれば楽になっているのだ。「お父様の勝利圏にいるので。」という。 | 神とイエスを不信した人類や課題をやり抜けない私のために苦しんでいる神に対する報恩と責任。神は自己の想念が作り上げたものであるから、この関係は自分の内部で完結している。原因と結果が循環しているので、この自己運動は永続する。 もう、当初のように第3者が恩義を与える必要はなくなるのだ。 | |
10 | 生理的剥奪 | − | 睡眠時間は6時間半 食事は札幌ハイツで提供する。 | 睡眠時間6時間くらいになる。食事が提供される。 | 睡眠時間6時間半。面接などのため、実際にはもっと少ない。食事が提供される。 | 睡眠時間5時間半。狭い部屋での雑魚寝で、イビキや歯軋りの為睡眠が障害される。祈祷のため早く起きる人もいる。 | 新生トレと同じ。 | 条件を立てる。条件として、断食をする。条件として長い祈祷をすることがあり睡眠時間が減る。 電車で立ったまま眠るような状態になる。歩きながら眠るとも言う。 | 睡眠時間は2〜5時間 食事は劣悪・弁当。実績(売上)の出ない時の飯抜き。 インターホンを押して眠り、気がついたら手にお金があったなどという体験もする。 |
11 | 行動のコントロール | − | 禁電話・禁酒禁煙・禁自動販売機・禁麻薬・禁相互の話し合い・自由時間とプライバシーはなし | 報・連・相の開始、蕩減条件の開始(ごくごく簡単なもの・数分の祈りなど) | 禁電話・禁酒禁煙・禁自動販売機・禁麻薬・禁相互の話し合い・自由時間とプライバシーはなし | 報・連・相の徹底 禁電話等4Dと同じ。わずかな自由時間は原理講論を読ませる。だから、自由時間なし・プライバシーなし。三拝敬礼式の開始・聖塩による聖別・祈祷室、スタッフ室への挨拶。 親への連絡も許可を要す。家には帰れない。 | 実践の課題が与えられるから自由時間なし。 実践の課題を達成するために蕩減条件を立てることが始められる。 24時間、統一協会の中での生活であるから、行動は完全に統一協会に支配される。 親への連絡、帰宅も許可を要す。 | 蕩減条件が厳しくなる。断食や水垢離など「狂的」な色合いさえ帯てくる(水垢離のため、体を壊す人もいる)。徹夜の伝道もある。 軍隊的な共同行動であるから、個人の自由な行動は全くない。 | 蕩減条件が厳しくなる。 徹夜の物売り サタン世界の中に孤立して「違法な」物売りをしている「部隊」であるから、行動は完全にキャプテンに集中され、電話連絡による指示と、マイクロに回収されてからの指示で行動する。 |
12 | 感情のコントロール・その1 罪意識を与える | 邪心・本心と堕落性本性の講義。身に覚えのあることである。 淫行が人間の堕落の原因と聖書を根拠に講義する。罪意識の持ちやすい分野である。 | イエスを不信した人類の罪を自覚させる。 罪の源泉は自己本位の愛であると教える。 | 自分の過去や深層意識をふりかえさせる。ほぼ必ず罪を自覚できる。 民族的罪=日本民族の朝鮮侵略や先祖の罪(因縁として、現在に影響を及ぼす)を自覚させる。 | 原罪を背負った自分を自覚させ、メシヤの必要性を信じさせる。 | 心情解放展で罪の清算をさせる。逆に言えば、これからの人生を縛る。異性を好きになることは許されない。好きになったら重大な罪である。非原理的な本などよんで、罪を犯すことがある。罪の意識が発生する。 | 課題をやれないことについて、罪の意識を持つようになる。目標は達成できるように神が配慮しているのである。失敗は全て、その人の努力不足なのだ。 天法を犯すことによる罪の意識を持つ。 | だから、目標を掲げて、やれないのは本人の罪となる。 本人は一生、罪から逃れられない。 罪は自己増殖する。 日々自己増殖する罪の重さで将来皆が苦しむのである。 | 実績を上げると、それは全て神の行為の故である。「栄光在天」という。だから物売りが上手くいっても、自己を肯定的に見ることは許されない。実績で勝利するとトイレ掃除などをさせて、罪人であることの自覚を維持させる。 |
13 | 感情のコントロール・その2 恐怖を植え付ける |
霊界の存在。霊人体は透けてみえる。例えば、「殺してしまいたい」と思っただけで、実現してしまう世界。このままでは霊界に行けないと脅す。 | 吉展ちゃん事件などの例を挙げて、先祖の因縁ばなしをする。 サタンの実在 聖書や仏典を恣意的に引用して根拠づけをする。 | サタンの現実化、実体化としての共産主義・共産主義が支配している生協・テレビ朝日・道新。 さらに、サタンの存在としての反対派→強制改宗・薬に鎖。 いま、この講義室に沢山の霊人が喜んで来ていますなどという話しをする。 | 合宿の中で、異常体験をした人がでた場合、最大に利用する。実際に、幻視、幻覚を覚える人がでる。 | 公式7年路程でサタン分立→サタンすら屈服するような、超人的な活動を継続していかなければサタンのザンソ権は消えない。 知って辞めると地獄に堕ちる。霊の期待を裏切るから。 恐怖も自己増殖する。 | 目標を達成できないことには、サタンのザンソ権は消えないのであるから日々の活動が恐怖の源泉となる。 | 霊界で「なぜ、あの時声を掛けてくれなかったの」とザンソされないように、次々とすべての人に声を掛けるようになる。 伝道も恐怖に支配されている。 | 「魔が刺す」ことのないように、サタンより早く行動できるように、走って行動する。 もの売りも恐怖に支配されている。 |
14 | 感情のコントロール・その3 幸福の定義が変わる |
個性ある、かけがえのない存在として創造されたことを自覚すること | 神の創造目的実現のため、霊人体の成長のため、肉身時代に「善」の生活を送ること。 | 「公」の「為に生きる」こと。 | 「現代の摂理」・「地上天国実現」・「氏族の救済」・「自己の原罪の清算」等のために、自己犠牲の道を歩むこと。 | 沢山の人を統一協会に「復帰」すること。 | 沢山の「実績」をあげること。 | ||
15 | 思想のコントロール なぜ、真理だと納得するのか・その1 催眠の技術 |
− | 創造原理の当初の訳の分からない話。 サッカーをさせてまどろみを作る。 イエスへの拷問(過剰刺激) | 日本帝国主義の朝鮮侵略と文鮮明への拷問(過剰刺激) | 創造原理の当初の訳の分からない話。 サッカーをさせてまどろみを作る。 イエスへの拷問(過剰刺激) | 常に睡眠不足。講義は常に「まどろみ」の中で。 自己催眠の方法として祈祷が開始される。 | 課題達成のためにする祈祷。成果が上がることが神を実感させる。 40分祈祷など、長時間にわたる祈祷で、神の心情に心を寄せさせる。 | ノルマ達成のため徹底的に祈る。成果が上がれば神の技と思い込む。 風邪で熱があっても、祈祷で治す。 | ノルマ達成のため徹底的に祈る。成果が上がれば神の技と思い込む。 |
16 | 思想のコントロール なぜ、真理だと納得するのか・その2 暗示の利用 |
2Dで真理が分かる、ハンカチでは足りない。講師は素晴らしい人。他人と比較してはならない。 | − | メシヤが乞食だったらどうする? 蕩減条件をたてさせる。 正装させる。 4Dの講師を証す。 | 4D後の基準の低下に備えて「なんだったんだろう症候群というのよ」と暗示する。 | − | − | − | − |
17 | 思想のコントロール なぜ、真理だと納得するのか・その3 権威の偽造 |
− | 講師は権威。若いけれども、各界の人と交流されている、霊感の強いひとなどです等。講師が「愛」をかける。 | − | 講師は権威 | 文鮮明が絶対の権威になる。文鮮明は霊界でイエスや神や沢山の聖人・賢人と直接交流し、真理をこの地上に明らかにした人。億万のサタンと闘い勝利した人。神の長男、一番の孝行息子。 | |||
18 | 思想のコントロール なぜ、真理だと納得するのか・その4 社会的比較の制限 |
すべてに共通するが、口外禁止。他の人と相談させないようにするのである。この先どうなっていくのかについて、全然情報が与えられない。直前に、ごくサラッと虚偽の情報を交えて次の段階のことが示されるが、これは不意打ちをさけるため、暗示の役割を果たしているのみ。次の段階の受講生と交流会を持たせるが、これも情報の開示とは言えない。 この段階では。横的授受の禁止を徹底する。社会的比較を制限するためである。 | 横的授受はあっても神の話のみ。統一協会では中心に神が働くと教えられるので、相互の交流は制約を受け続ける。 忙しくさせて、他の情報や人に会いにくくさせる。外部で為に生きる生活をさせて、廻りの人に疑念を抱かせない。 | − | エリート意識を持たせて、社会との間に壁を作らせる。 忙しさと睡眠不足、人付き合いが悪くなり、友人や同僚からの孤立が始まる。 恋人と別れさせられる。 合宿生活で、家族との断絶を開始させる。 | 献身させて、社会との繋がりを断ち切らせる。 献身の直前に、統一協会の信仰を持っていると親に言わせる。断絶を作り出すためである。 家族に会うのも許可が必要。 統一協会員以外に付き合いは無くなる。 | 家族との断絶(一切会わせない。住所を知らせない)も、家族が反対派に繋がっていると判断した場合には選択させる。 そのような統一協会員は外部に出ないとか、移動にも車を使うとか、任地を変えるとかの対策をとる。 | 断絶していない家族についても、会うことを許されるのは、家族を変えるための時だけが、基本である。 | |
19 | 思想のコントロール なぜ、真理だと納得するのか・その5 集団への順応 |
− | 他人との比較をしてはならないという暗示を掛けた上で、反応の良い人を前に並べる。 和動の際、反応の良い人に相対することを頼んでおく。サッカーをさせる。 | イベント・スポーツへの参加を要求する(神様は人の和の中に来ると説得する)。 食事とその間の和動 | リフレッシュのメンバーが沢山入っている。統一協会員が取り囲んでいる感じである。 サッカーや大和動会が集団的(班に対する)一体感を醸成する。 | ほぼ完全にプライバシーのない生活が開始される。風呂にはいるのも寝るのも一緒。集団生活の魅力が順応を組織する。 | 困難と課題に対する共通の闘い、サタンに対する闘いを通じて、強固な仲間意識が作られる。 しかし、常に競争させられているので、統一協会の目的とする面にのみ、順応が生まれるのである。異常体験を神の技と「誤解」する。異常体験が集団に伝播する。 | ||
20 | 思想のコントロール なぜ、真理だと納得するのか・その6 コミットメント・一貫性 |
受講決定の後にアンケートを書かせる。ビデオを見せたあと感想文を書かせる。 「黙示行」、小さな要請を受け入れさせる。全部に共通することであるがお金をとる。 | 受講の動機を糺す。班の反省会を開催する。心情日誌を記載させる。合宿の中での、心理的高揚の中で、先行きを知らせずライフトレ・4D受講を決断させる。 | 受講の動機を糺す。 心情日誌を記載させる。 | 受講の動機を糺す。心情日誌を記載させる。 合宿の心理的高揚の中で、先行きを知らせず、献身を決意させる。 | 受講の動機を糺す。神観・罪観・メシヤ観について糺す。長い困難な活動の中で、必ずここに戻ってくるので、十分にただす)。心情日誌を記載させる。 心情解放展で過去との心理的訣別をさせ、金銭を収奪する。 モーゼの出エジプトの心情で過去と決別する。 | 心情解放展でも献金しなかったお金は、人参茶や呉服や宝石を売りつけて、無一文にする。 | 献身をさせる。もう、以前の社会に、本人の拠り所はない。家族だけが本人を心配するのだが、その家族にも統一協会員であることを証すことによって、断絶を意図的に作り出す。献身の際には、全家財道具も献品させて収奪する。完全に身一つにされて、統一協会に取り込まれる。 | − |
21 | 思想のコントロール 特殊用語を用いた思想の統制と祈りによる思考停止の技術 |
− | − | − | 本当の意味は本人達にもわからない。使っているうちに、こんな感じなのだろうと思うようになるのである。 だから、言葉の意味の把握の仕方は1人1人違う。 | 原理用語で冗談ができるようになる。(行動のきっかけとなる用語と問題の質を単純化し解決まで規定している用語がある。その他にもあるが。) 祈祷によって、思考停止を計ることができるようになる。 | 摂理だ〜と言われると、がむしゃらに頑張るように「条件」づけられている。統一協会員にとって「革命」のようなもの。 条件だとか条件になったのだと言われると、どんなマイナスのことでも、たとえば交通事故で珍味マイクロの部隊が全滅しても、納得する。 男女の問題はすべて、アダム・エバ問題である。 人間関係はすべて、アベル・カイン問題である。これにはカインがアベルに屈服するという解決の方法が規定されている。 血縁関係ということばを夫婦の関係にも使う。これは、堕落とその遺伝を印象づけるためである。その他沢山の特殊言語がある。統一協会の呪縛から解放された後のリハビリとして、通常の言語を回復するということがある。 | ||
22 | 情報のコントロール | − | テレビ・新聞駄目、電話も許可を要す。横的授受の禁止(寝る時も管理) | 帰宅が深夜になる。休みはイベントがあり、統一協会の情報以外に触れなくなる。 | 2Dと同じ。 | 合宿になる。会社にいるときのみが他の情報に触れる機会となるが、エリート意識を持ち始めているので、自分から情報を受容しなくなる。 | 新生トレと同じ | 他の情報に触れることは全くなくなるし、ふれても自分から否認、否定するようになる。批判的情報に接すると気分が悪くさえなる。 | − |