『統一協会　マインド・コントロールのすべて』　郷路　征記

　統一協会の「神」に万物＝お金を捧げることによって人は救われると信じて、 人参濃縮液、印鑑、大理石の壷などを法外な値段で売る若い信者たち。詐欺的で脅迫的な “伝道”、霊感商法を組織的に信者に強いる統一協会。青春の全てを捧げて活動して、 裏切られ、疑問をもち、脱会した元信者たちが、統一協会を告発、青春を返せと 訴えた訴訟の全記録。

（2000年10月5日出版）

　この統一協会のマインドコントロールの実態を、莫大な時間をかけて元信者と討論して理論的に整理してくれたのは、札幌地裁で「青春を返せ裁判」を担っていた郷路征記弁護士でした。彼はその成果を９３年１２月に『統一協会・マインドコントロールのすべて』という本にまとめて刊行しました（教育資料出版会刊）。

【１８Ｐより】